脳卒中>脳腫瘍の最新治療方法・ガンマナイフ治療って?
脳腫瘍の基本的な治療は外科的手術ですが、最近は患部に集中的に放射線を当てるガンマナイフ治療という
治療法が注目されています。体に負担がかからないというメリットがあります。
ヘルメットのような形の装置に、201個のコバルト60を配置しそこからガンマ線を発射させます。
360度の方向からガンマ線を発射して高い精度で腫瘍を破壊できます。
従来の放射線治療では、患部周辺の健康な細胞まで破壊する危険せいがありましたが、
ガンマナイフはそのような懸念が全くありません。腫瘍のみを破壊できます。
ガンマナイフ治療が最も有効なケースは、腫瘍ができた場所が脳の奥深くで、外科的治療が困難な場合です。
くも膜下出血のコイリング手術のように開頭をしないので、患者に体力的負担をかけないのもメリットです。
照射時間は短くて数分、長くても20分程度で終わります。
一般的には2泊3日程度の入院をして行いますが、すぐに食事をとることが可能です。
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