脳卒中>これって脳出血じゃ…疑われる場合のその診断の方法

脳出血の診断の決め手はCTスキャンです。脳内に白い部分が見える場合、そこは出血箇所です。
（私の場合、くも膜下出血でしたが頭蓋骨の中全てが見事に真っ白でした。）

出血箇所によってその後の治療方針を決めます。
患者が高血圧であったかどうかも、治療の判断のめやすになります。
高血圧による出血の部位は、被殻、視床、小脳、脳幹などです。
出血部位が数箇所ある場合は、前述したアミロイド血管症の確率が高くなります。
意識レベルが低い場合は脳ヘルニアを起こしている可能性があります。
■急性期の治療
血種の直径が3cm以下と小さい場合は、外科的な処置でなく内科的治療がされます。
出血の拡大や脳の損傷を防ぐ措置が施されます。ほとんどの脳出血は高血圧が原因ですので血圧のコントロールもします。
血圧をコントロールするためには、一般的に降圧剤が使用されます。カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬がそれにあたります。
脳浮腫を起こすと頭蓋内圧が高まり脳ヘルニヤの危険度が高くなります。急性期（発症直後）に行われるのはグリセロールの投与です。

また急性期にはけいれん発作を起こすことがあります。脳梗塞の2倍の危険性があります。
けいれん事態にはそれほど危険はないのですが、まれにそのけいれんがそのまま残っててんかんになることがあります。
けいれんの治療には抗てんかん薬が使用されます。

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