脳卒中>知られていない、色々な種類がある脳梗塞
先にも記した通り、実は脳梗塞にも色々な種類があります。
■アテローム血栓性脳梗塞
脳内の太い血管に動脈硬化が起こると、血管がつまりやすくなります。
詰まりやすくなる原因は、高脂血症、糖尿病、高血圧、コレステロールなどです。つまり生活習慣病です。
動脈硬化は年齢とともに進行していきますので、高齢な人ほど脳梗塞にかかりやすいと言われています。
詰まった部位によって、様々な症状が起きます。顔面麻痺や片側の手足の麻痺、言語障害、意識障害などが表れます。
■ラクナ梗塞
細い血管におきた動脈硬化が原因で起こります。小さな症状ですので複数箇所いつの間にか起こっていることもあります。
この場合認知症の原因になることもありますので注意が必要です。
血管の奥の細い部分で起こる梗塞のことを指し、その大きさの基準は直径1.5センチとされています。
かつては日本人のほとんどの脳梗塞が、このラクナ梗塞でした。今ではアテローム梗塞とほぼ同数です。
これは食事の欧米化、生活様式の多様化が原因とされています。病巣が小さいので無自覚の場合も多いです。
■心原性脳塞栓症
脳以外の場所でできた血栓が段々脳まで登っていって発症する脳梗塞です。
その血栓のうち心臓付近でできた血栓が原因の場合、心原性と言われます。
突発的に起こるのが特徴で、発症時が一番重症です。
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うつ病などの心の病気は、誰でもかかる可能性のある身近な心の病気です。
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