脳卒中>もう勘弁!くも膜下出血の再発予防方法
くも膜下出血を発症した場合、24時間以内に他の動脈瘤、もしくは同じ動脈瘤が破裂するケースが多く、
そうなるとかなりの確率で死に至るとされています。
そこで発症した時点でできるだけ早く出血箇所を止血し、再発を予防するのが最優先の処置となります。
まず出血箇所の瘤の出血を止めるために、手術を行います。この手術には大きく分けて2種類の方法があります。
ひとつはクリッピング手術といって、開頭して動脈瘤の箇所をクリップで固定する手術、
もう一つは瘤の中に形状記憶合金の針金を入れ、ぐるぐる巻いてコイル状にして瘤を防ぐコイリング手術と言われるものです。
基本的にはクリッピング手術が主流で成功率も高いのですが、動脈瘤の場所などによっては
施術できない時もありますので、そういった時にはコイリング手術にします。
コイリング手術の方が患者への負担が少ないのですが、再発のリスクはクリッピング手術よりも高いとされています。
またコイリングが成功しても、血流によってコイルが潰れまた瘤が大きくなるケースもありますので
定期的な検査が必要となります。
クリッピング手術は実際に患部を肉眼で見ながらできる手術ですので、比較的リスクが少ないと言われてます。
しかし開頭しますので、患者さんへ多少の負担と術後の心理的ショックを与えてしまうことがあります。
手術が終わった後は血圧をコントロールし、タバコはやめお酒はほどほどにして生活習慣を管理することで、
再発を防止するようにします。
その頭痛・肩こり大丈夫!?うつ病国内患者数100万人!新型うつ病の特徴を知って、その不調・落ち込みを解決する方法!
うつ病などの心の病気は、誰でもかかる可能性のある身近な心の病気です。
|