脳卒中>よく耳にするアルツハイマー病ってどんな病気？

脳出血などの脳の障害によっておこる脳細胞の壊死は、二次的障害です。
それに対しアルツハイマー病は、脳細胞そのものが機能を果たせなくなることにより症状がでます。
アルツハイマー病にかかった人の脳の表面には、共通した変化がおこりますが、何故そのような変化が起こるかはまだ分かっていません。

主な症状は以下の通りです。
・新しいことを記憶できない
・学習したことを思い出せない
・コミュニケーションに難がある
・運動ができない
・抽象的なことが理解できない
・計画化、組織化ができない
アルツハイマー病の特徴はいつ発症したか、分からない点です。発症時は軽い健忘があらわれる程度なので、
加齢によるものなのか病気によるものなのか判断しかねるところです。

アルツハイマー病の疑いがある場合は、神経内科、精神科などを受診します。
認知症を関知させる薬はありませんが、初期段階であれば進行を遅らせる薬はあります。
対応困難な抑うつ、厳格、妄想などを薬物投与で管理することはできます。

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