脳卒中>言語障害の治療方法-言語聴覚士が担当
言語障害は多くの場合、脳の左半球の言語野が損傷を受けたことによって生じます。
言語を話す、聞く、読む、書くという全ての機能に支障がでると、社会復帰に大きな障害が生じます。
無くなった機能を取り戻すのではなく、残った機能をうまく活用することが肝要です。
これは他の障害にも当てはまることです。
失語症の治療は早ければ早いほど効果があるとされ、発症から1年たってしまうと病状が固定されると言われています。
訓練は言語聴覚士(Speech Therapist略してST)によって進められますが、担当の看護士や周囲の家族の協力も重要になります。
次の点に気をつけて積極的に話しかけてみましょう。
・話題を急に変えない
・子供扱いしない
・言いたいことを先回りしない
・言い間違いを指摘しない
・ゆっくり、短く話す
・文字や手振りを交える(患者にもそれを促す)
また言語訓練には主に以下のようなものがあります。
○書字訓錬
家族や身の回りのもの、趣味につかう道具などの名前を書いて訓練します。
また短文や日記などを書く訓練もします。
○復唱訓練
言語聴覚士が言った言葉を反復します。
○発話訓練
名前、挨拶、会話、電話などを障害のレベルに応じて行います。
○音読訓練
短い文章を朗読して訓練します。
○聴覚的理解力訓練
聞いて理解する能力を訓練します。単語や短文を聞いてそれが意味する絵や写真やものを指して訓練します。
○呼称訓練
カードに書かれた絵の名称を言ってもらいます。
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