脳卒中>脳梗塞の前兆と診断方法について

俳優の江守徹さんが脳梗塞を発症した際、急に呂律がまわらなくなったそうです。
これは脳梗塞の代表的な予兆です。
その他にも「四肢に力が入らなくなり、だるく感じる」「めまいがする」「ものがダブって見える」などといった予兆があります。

また早期の治療はまず全身をチェックして原因を特定し、最終的にCTスキャンやMRI検査で詳細な病状を把握します。
救急ではまずバイタルサインのチェックを行います。バイタルサインとは体温、脈拍、血圧、呼吸などです。
そして聴診を行い血管内の雑音や視診、触診などを行います。
次に意識状態や運動機能、反射機能、言語機能、感覚機能のチェックを行います。治療方針やリハビリテーションの指針を決定します。
あとは血液検査、尿検査、心電図、胸部X線写真などを取って合併症対策をおこないます。

以上の検査を救急で行い脳梗塞の疑いが強い場合には、頭部のCTスキャンを取ります。
急に発症する脳の病気は脳梗塞ばかりではありません。
くも膜下出血、脳腫瘍、硬膜下血種なども同じような症状を発症しますので、CTスキャンによって脳梗塞であることを確実に確認します。
脳梗塞という診断が決定したら、そこから脳血管撮影、脳循環撮影といったさらに詳細な検査を行い、
病気の程度や病態を調査します。

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