脳卒中>血管の瘤が破裂！木村拓也、KEIKOも…

脳はくも膜という薄い膜で覆われています。
脳内の血管の動脈にできた瘤が破裂し、血液がくも膜の下に広がるのがクモ膜下出血です。
脳卒中の中でも一番致死率が高い病気です。

くも膜下出血には「3分の1ルール」が該当すると言われています。
まず発症して病院につくまでに3分の1の方が亡くなり、もう3分の1が命はあるが重い後遺症が残ります。
そして残りの3分の1が社会復帰できる、というルールです。
くも膜下出血は40代、50代の働き盛りにも発症する病気で、他の脳卒中と比べても低い年齢で発症する傾向があります。
人口10万人あたり約20人が発症し、女性の方が男性よりも2倍多く発症しています。
発症の原因のほとんどが脳動脈瘤の破裂で、先天的な動脈の形（遺伝）に起因するものが多いと言われてます。

例え動脈瘤があっても全てが破裂するというわけではありません。
未破裂のままであれば脳卒中にならずに一生を終えることができます。
破裂した時のみ、くも膜下出血になります。
また動脈瘤が発見された場合、それを破裂しないように事前に処置する予防方法もあります。
予防方法につきましては後ほど詳しく説明します。

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